コラム

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フィナステリドのAGA治療効果と副作用について 

AGA治療薬「プロペシア」の有効成分「フィナステリド」の効果と副作用についてです。

AGAとは

薄毛や脱毛症と言ってもストレスが原因とされる円形脱毛症や、薬剤の投与が原因で誘発される薬物脱毛症、頭皮の皮脂分泌が多いことで生じる脂漏性脱毛症など様々な症状が原因で判別されています。その中でもっとも成人男性が掛かりやすい薄毛や脱毛症が「AGA(男性型脱毛症)」です。
最近では有名タレントを起用したTVCMや電車広告などで「AGA(男性型脱毛症)」という言葉を積極的に宣伝しているので認知度は増してきましたが、どのような症状で何が原因であるかまでしっかりと説明できる人は少ないのではないでしょうか。
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略で、男性型脱毛症とも呼ばれるように男性特有の脱毛症事を指します。日本人の脱毛や薄毛の原因は大半がこのAGAだと言われていて、薄毛を意識している男性は1260万人、薄毛を気にしている男性は800万人と推測されています。成人男性の3人に1人はAGAが発生してると考えられる計算となります。

AGAの特長

AGAは生え際から頭頂部の薄毛である

AGAは思春期以降に始り、徐々に進行していきます。分かりやすい特長としては額の生え際(前頭部)や頭のてっぺん(頭頂部)のどちらか一方、あるいは両方の髪の毛が細く短くなり、頭皮が見える位に髪の毛が薄くなっているのが分かってくるのが特長です。
髪の毛は個人差はありますが正常な方でも1日に平均で80~100本が抜け落ちるとされています。AGAの方は急激に抜ける本数が増える場合もありますが、抜ける髪の毛けが細かったり短かったりするまだ十分に成長していない髪の毛が抜けることが多くなるために、全体的に髪の毛が薄くなったように感じるようになります。

AGAの原因

DHTがAGAの原因物質

AGAの原因は乱れた生活環境や食生活の影響、血管障害の影響や遺伝の影響など様々ありますが、最も大きな要因とされているのが男性ホルモンの一種であるジヒドロテストステロン(DHT)です。
男性ホルモンは様々な種類があり、一般的に聞いたことがあるのは「テストステロン」でしょうか。テストステロンは筋肉量の増加を促したり、骨格の形成、バイタリティや性欲の増進作用など、男性にとって魅力的に生きるためには必要不可欠なホルモンです。
ジヒドロテストステロン(DHT)も男性ホルモンの一種で、テストステロンが5αリダクターゼと呼ばれる酵素と結びつくことで生成されます。このDHTは髪の毛の元となる細胞(毛母細胞)の働きを低下させる作用が強いとされています。
髪の毛は「成長期」→「退行期」→「休止期」のサイクルで髪の毛が生えて抜け落ちまた生えるを繰り返しています。これを「ヘアサイクル」と呼び、通常の方だと2~5年で一周しています。AGAの方は、DHTの影響でヘアサイクルの成長期の長さが短縮され、髪の毛が十分な成長が出来ずに細く短い髪の毛が増えてきます。今まで太く長かった髪の毛が細く短い髪の毛に代わることで、髪の隙間から地肌が見えるようになるために「頭皮が薄くなったな」と感じるようになります。ちなみに、AGAの特長である生え際と頭頂部から薄くなる要因は、テストステロンと結びつく5αリダクターゼが生え際と頭頂部に多く存在しているため、影響を受けやすくなっているためです。

AGA治療薬「フィナステリド」の効果

現状維持から軽度改善の効果が期待できる

AGAの最も大きな原因がDHTならば、AGA治療をするためにはDHTの量を少なくする必要があります。DHTはテストステロンと5αリダクターゼが結合して生成されるので、どちらかの働きを弱めればDHTの量を少なくすることが出来ます。テストステロンは男性的な魅力を形成するために必要不可欠な男性ホルモンのため阻害することは難しくなります。また、テストステロンとDHTの量には反比例の法則が成り立っていて、テストステロンの量が多くなるとDHTの量が少なくなり、逆にテストステロンの量が少なくなるとDHTの量が多くなります。その為、テストステロンの量を減らすことは得策ではありません。
テストステロンの量を減らせない為、DHTの量を減らすにはテストステロンと結合する5αリダクターゼの働きを阻害DHTの量を減らすことになります。ここで必要となるのが「フィナステリド」です。フィナステリドは5αリダクターゼの働きを阻害しテストステロンと結びつく量も減るため、DHTの量を減らすことが出来ます。結果DHTの量を減らすことで脱毛が止まったり、乱れたヘアサイクルが正常に戻るためにAGAの症状を改善することができます。ヘアサイクルを通常に戻す作用のため現状維持から軽度改善の効果が期待できますが、多くの方で高い発毛効果は期待できません。

フィナステリドの副作用

副作用の頻度は小さく安全性が高い

フィナステリドの副作用として、性欲に減退、勃起不全などが挙げられますが、その発生率は2%を下回っており、副作用の発生率は高くない安全性の高い薬剤といえます。
また、極めて稀な症例ですが肝機能障害の症状が出る場合がございます。もしこの様な異常な症状が出た場合は服用を控え、処方されたクリニックや医療機関に診断を受けましょう。

フィナステリドの注意点

副作用ではありませんが、子づくりをしている期間はフィナステリドの服用を控えなければなりません。精液にフィナステリドが含まれる量は非常に微量とされていますが、これから産まれてくる赤ちゃんにもしものことがあってはいけないと考える方は十分注意が必要です。
また、フィナステリドは皮膚からも吸収されるために、妊婦の方は薬剤に触れないようにくれぐれも注意してください。母体から栄養を貰うことの多い胎児にフィナステリドの成分が伝わってしまい、胎児の男性器の成長を阻害してしまう恐れがあります。

記事監修

2008年
久留米大学医学部医学科卒業
2008年~
福岡大学病院にて卒後臨床研修後、同大学医学部形成外科に入局 (2017年3月退局)
2011年
山口県済生会下関総合病院形成外科
2012年
新小文字病院形成外科
2013年
福岡大学大学院生体制御系専攻入学(2017年3月修了)
2014年~
正樹会佐田整形外科病院形成外科
2016年
九州中央病院形成外科
2017年4月
ユナイテッドクリニック福岡博多院院長就任

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