ウデナフィル(ザイデナ)とは
「ザイデナ」の有効成分はウデナフィルで、日本の隣国である韓国で研究・開発されました。製造販売は韓国の最大手の製薬会社である東亜ソシオホールディングス(当時、東亜製薬)で、この会社は日本の明治製菓ファルマと戦略的提携契約を結んでいる会社です。韓国では2005年から販売が開始され、販売から2年後の2007年には韓国内のED治療薬販売市場でバイアグラに続く2位の販売数を記録したという報告もある人気の高いお薬です。日本では未承認のお薬ですが、フィリピン、ロシアやアジア圏を中心に約30ヶ国で販売されています。
ザイデナ(ウデナフィル)は他のED治療薬同様にPDE-5(ホスホジエステラーゼ5型)阻害薬に分類されるお薬で、勃起を抑える働きをもつPDE-5という成分の働きを阻害する事で陰茎への血流量を増加させ、勃起を促す作用を持ちます。
用量は100mg錠が販売されていて、1日最大200mgまでの服用が可能になっています。
ウデナフィル(ザイデナ)の効果
ウデナフィル(ザイデナ)は既存のバイアグラ等のED薬と比較するとバイアグラとシアリスの中間のような効果を持った薬です。
服用してから効果が現れるまでおよそ30分~1時間ほどと、バイアグラに近い即効性を持ちます。効果持続時間は約12~24時間となっていて、シアリスほどではありませんが、バイアグラ、レビトラと比較すると長時間持続します。シアリスは効果が現れるまでは1~2時間かかり大きな欠点でしたので、ウデナフィル即効性のあるシアリスのような薬といえます。また、食事の影響も受けにくいとされていて使い易くなっています。しかし、食事の影響を受けにくいとはされていますが、まったく受けないという訳ではないのでお薬の効果を最大限発揮するには空腹時の服用の方がお勧めです。
ウデナフィル服用時の副作用・併用禁忌
ウデナフィルは服用時に副作用が発現することがあります。
主な副作用は他のED治療薬と同じく頭痛、火照り、眼の充血、鼻詰まり、動悸などになります。これらの副作用はウデナフィルの副作用で血流がよくなる事によっておこるものです。もしも副作用が表れたとしても、症状はそれほど重いものではなく、お薬の効果が表れたサインとして受け取れるので、あまり心配になさらずに服用いただいて問題ないでしょう。また、それらの副作用はお薬の効果が体内から抜けていく過程でだんだんおさまっていくのでご安心ください。もしもお薬の効果時間を過ぎた後も副作用を強く感じる場合は、専門の医師にご相談ください。
また、ウデナフィルに限らず、ED治療薬は飲み合わせの関係で併用することのできないお薬や、持病の関係で服用する事ができない方もいらっしゃいます。
ニトログリセリンなどの硝酸剤や一酸化窒素(NO)供与剤を服用している方、半年以内に心筋梗塞や脳梗塞の既往歴のある方、重度の肝機能障害をお持ちの方、管理のなされていない高血圧の方などは服用する事ができません。
今回羅列したもの以外にも併用禁忌薬・注意薬・服用できない病気はまだまだあります。服用する前に必ず医師の診察を受け、服用しても安全かどうか確認をすることでこれらのリスクをなくすことができるので、必ず診察を受けてから使用するようにしましょう。
ウデナフィル(ザイデナ)の購入
ウデナフィル(ザイデナ)は、日本国内では専門クリニックでの処方か、日本では承認されていないので購入するには現地に直接行って購入するか、インターネット通販の個人輸入代行業者で購入するのがほとんどだと思います。しかし、インターネットを利用したED治療薬の個人輸入では偽物が多く流通しているとされていて大変危険です。全ての業者が悪質であるという訳ではありませんが悪質な業者が存在する事も事実です。また、偽物のED治療薬は見た目が精巧に作られていて、専門家でも一瞥するだけでは見分ける事ができないとされていてなかなか防ぐことができない様です。もしも購入したお薬に成分が含まれていなかったり、人体に悪影響を与える成分が含まれていて身体に異常をきたしてしまっても個人輸入で購入した場合は全て自己負担になってしまいます。安全の為にもお薬を購入の際は取り扱いのある専門の医療機関で処方してもらう事をお勧めします。